ボンズ氏………………ごめんよ………
ボンズ氏はじいちゃんが嫌いです。
そーさせたのは私自身なのかも知れません。
酔っていたとは言え、言っていい事、悪い事の区別もつかず、突然私を攻撃して来た父をボンズ氏は3年たった今も許してはいませんでした。
小学校6年1番多感な時期に自分の母親が「お金払って貰ってやった!」などと言われたらそりゃあ、傷つきますよね………………
今、私はボンズ氏に対して申し訳ない気持ちで一杯です。
こんな母親でごめんよ………………あんなじいちゃんでごめんよ………………
ボンズ氏に話した事は「じいちゃんは多分、年内持たないから許してやって欲しい」と、言いました。
が、ボンズ氏は………………
今度行く時は棺桶持って行けば!!
そんな棺桶なんて葬儀屋でもあるまいし、ある訳ないじゃん!!
それに対する返事は段ボール箱で充分………………
そんな事言うような子出はなかったのに、そー言わせているのは私なんですよね………………
年長者を尊敬する気持ちを持たせなければない私が父に対してだけはそんな気持ちを持てないようにしたのだと思ったら、申し訳ない気持ちで一杯になります。
人はいつか土に返る、その時にせめて気持ちだけでも許してくれない物でしょうか?
多分、ボンズ氏には一生消えない傷にはなったのでしょうが、せめて人を許すと言う事の出来る人間になれるようになって貰いたいものです。