新生活日記

自由気ままに書きたいこと、言いたいこと、好きなことを書いています。

本と巡り合い!?

今週のお題「わたしの本棚」
絶対に本を読む人には、自分の人生を変える本とか、人生観を変える本と巡りあっているのではないでしょうか?

本を読まない人でも、フッとした瞬間に手に取った本に癒される人、人生観が変わった人っているのではないだろうか?

私は太宰治の「人間失格
そもそも、私自身「生まれて来てすみません」と、言う思いが強かったので、この本のタイトルを見た時に「私の事ですか!?」と、思ったのがきっかけです。

うーん、最初に読んだのは中学生の時。
その時は何にも感じないと言うか、旧漢字の読みにくい事!!
訳わからん!!だったけど、なんとなく意味がわかりなんとなく、太宰治が好きになり色々と読んで見た!!
でも、中学生の私には理解能力はなかった!!

高校生になり、読み返した時も変わらず理解能力なし!!
それでも、ちょっとだけ読めるようになっていた。

大学を卒業し、就職、結婚、妊娠、出産をした私が
人間失格」を読んだ時、別の意味で私が誓った事は「子供を人間失格と思わせないように育てよう!!」

時代は流れて行くもの、その中で社会に出た時にどんな困難に逢っても自分を嫌いにならならないで
「自分は人間失格なんだ!!人間やっている意味はないんだ!!と、思わない人間を育てよう!!」

全然「人間失格」とは関係ないけど、そー思った。
自殺だけはするな!!
全てはこの一言に集約されるんだけど。


私が子供たちに伝えていることは「どんなに辛くても自殺はするな!!私より先に死ぬ事は許さん!」
病気や事故なら諦められる………イヤ、多分絶対、
それでも、私より先に死ぬのは許さん!!(笑)

私が「人間失格」から学んだ事は「生きる」と言う事なのかも知れない。