もしも?もしも?もしも?
今週のお題「もしも100万円が手に入ったら」
うーん、どうするのかな?と、考えた時思い付いたのは「半分は貯金」残りは………
子供たちと旦那に5万円渡して「母は旅に出るから、帰って来るまでこのお金で生活しなさい!!」
私は1人旅に出る!!プチ家出(笑)
行き先を決めずにプラプラとして最後は実家のあった場所に行こう!!
そして、18歳の私を回収して来よう!!
18歳になったばかりの私は1人仙台空港から千歳空港に。
1人で飛行機に乗るのは慣れたもの。
飛行機は嫌いだったけど。
子供の頃から慣れ親しんだ北海道。
千歳空港に着いた時に見た空は雪だった。
3月とは言え北海道は冬、雪が凄かった。
千歳から旭川に行くには電車を乗り継がないと行けない。
だけど、私は飛行機だけではなく、バスにも電車にも1人では乗れなくなっていた。
そんな私が1人で飛行機に飛び乗り良くここまで来たものだと、自分で感心してしまった。
問題は電車、乗らなきゃあ旭川には行けない。
吐き気との戦いながら札幌まで来たけど、吐き気は収まらず、駅のトイレで吐いた事。
そこから旭川まではまた、吐き気との戦い。
やっと旭川に着いてホテルに着いた時にはグッタリしていた。
そして、声を殺して一晩中泣いた。
後悔はしていた、あの日の私は旭川に進学した事を
実家を飛び出し事を後悔して泣いた。
それでも、今日まで北海道と言う北の大地で生きて来られたのはあの日の後悔があったから。
「もう、2度とここには戻らないと決めて飛び出した、あの街に帰りたい」
あの震災から5年、もう、私の戻る家はない。
だけど、18歳の私を迎えに行ってやりたい。
そして「良く頑張ったね!!家族も出来て良かったね!!お帰り、迎えに来たよ!!」と、言ってやりたい。
家族には大変迷惑な話だろうけど、あの街だけは私
1人で帰り、そしてお別れを告げたい。
もう、ここには戻らないよ。
これからは北海道で一緒に生きて行こう!!と、伝えたい。
その為の資金かな?